ダナンからホイアンへ戻る道すがら、ベトナムきってのパワースポットと評判の高い五行山(英語ではThe Marble Mountains)という山に立ち寄る。
かの孫悟空が、身の程をわきまえさせるために釈迦が持ちかけた賭けに負け、500年間、幽閉されていた山だそうだ。その賭けとはあれだ、あちこち飛び回る孫悟空も、結局は釈迦のてのひらから抜け出せなかったという例のやつ。
結論からいうと、石窟、洞窟、レリーフ、仏像、高いところ好きにはたまらない場所だった。最高。
リンウン寺
ホア・ギエム洞窟
フィエン・コン洞窟
リン・ニャム洞窟
展望台(手ぬるいほう)
ここはそれほど大変な階段ではないので、みんな登ってきゃーきゃーいいながら記念撮影している。
真打はこのあと登場するほう。
タム・タイ寺院
タム・トン寺院
僧侶の集会所
The Highest Peak(本気の展望台)
なぜか日本のガイドブックには出ていなかったが、看板の地図に出ていたThe Highest Peak。休憩所の右手に上に上がる階段があるものの、順路を示す看板もなにも出ていないのでわかりづらい。
けっこうな急傾斜の階段を登っていくと、素晴らしい見晴らしの展望台へ。
ひと気もなくて最高に気持ちがいい。貸切の高いところ大好きだ。
寛いでいたらゼエハアいいながら東欧系の若者が上がってきて、お互い汗が目に入ってしみるのを笑いながら、写真を撮り合った。
あまりの暑さに、汗腺という汗腺から汗がふき出してくる。化粧はすべて流れ落ちました。
訳あってこの日の足元はビーサン。高度4,000メートル越えの地点で裸足にビーサンで数十キロの物資を運んでいたネパールのシェルパをちょっと思い出した。ここは高度はないけど岩山なので滑ります……。
孫悟空は見つけられなかった。私が探している孫悟空は、深呼吸している間にどっか飛んでいっちゃうんだ。