Vol.2 早朝のビーチへ


泊まった宿はパーティー宿。

半裸の若者たちが明け方まで乱痴気騒ぎ。

もう、あそこには戻れなくなってしまった。

突き上げる低音とざわつく人の声を聞きながら、それでも熟睡した。

みなが部屋に戻る早朝5時、ようよう明けゆく空を見ながら目が覚めた。

自転車を借りて、ビーチを目指す。

チュア・ダイ・ビーチへ

早朝のビーチはけっこう混雑していた。

まだすこし気温が低めの時間、出勤前にやってきた地元の家族連れ。

ホイアンにはパラセイリングなどのビーチ・アクティビティがあるビーチもあるようだけど、こんな地元っぽい海が好きだ。

明け方の海。海のそばで育った私にはなつかしい風景
家族連れが涼をとる

ホテルの敷地と思われるエリアも、まだ誰もいなくて勝手に陣取ることができた。

パラソルとビーチチェアを拝借

波はけっこう高くて、泳ぐには向いていない。

私が生まれた街の海もこんな波で、朝はサーファーの時間だったっけ。

ボディボードもなにもないけど、波乗りをちょっとだけ。

まだひんやりした水はやっぱりちょっと塩味だ。あたりまえか。

帰り道。川を渡る